戦いが一番心を通じ合わせる?

だから人間は人間同士で戦うのかな、と思ったのは、大沢たかおさん演じる王騎(おうき)と片岡愛之助さんの馮忌が、お互いに相手が一体何を考えているのか、相手の人間性を分析しつつ数万の命を懸けて思い合っていたシーンを観ていたとき。

生きるか死ぬかの戦いが起こっているのは、何も国盗り合戦の場面だけではないけどね。

キングダムで中国史を学んでいる。

日本史は大河ドラマで学んでいる。

誰かが想像した歴史を私は見ている。

次回へ繋げる大物は、吉川晃司!

しかし、私の中では小栗旬。

えー!小栗旬出てきた!

何者~!?

20年くらい前のドラマ「花より団子」からずっとファンです。小栗旬。

敵なのか味方なのかわからない描き方が憎い!

原作を読んでいない人にとって、とにかく俳優たちの美しさと動きの快活さに酔いしれるしかない映画だから。

出てくる俳優がみんなすごくて、そしてその方たちが演じるキャラクターが、みんな命がけで戦っていて、すごく元気をもらえる。

だけど、景色といえば、砂埃が延々と続いているだけ。

ほんと、そこでずーっと戦っているだけ!

なのに心を動かされる。

次回はいつ観れるの?!

こんなにワクワクさせてどうしようっての!

だから人は、戦いをやめられないのか?

反発し合いながら、お互いの心を探り合うという愛の形。

私はそんな趣味はない・・・と思うけど!?